看護管理職を打診された!
ぶきような私ができるかしら?
受けるかどうか迷ったけど、家族やパートナーや友人にも相談して、さあいざやってみよう!
看護管理職をやってみることにしました。
ぶきようだけど、看護管理職やってみるぞー!!よおし!えいえいおー!!
気合入れ過ぎです・・・(ぶきようあるあるです)
ちょっと待ってください。最初から意気込み過ぎですよ。そんなに気合いれていたらすぐ疲れちゃいます・・・。
ぶきようさんが看護管理職を受けるなら、気をつけておいてほしいことがあります。
せっかく看護管理職になるなら、できるだけ長く、そして自分を大切にしながら働いてほしい。
参考になれば幸いです。
このブログでのぶきようさんとは・・・人より時間がかかってしまったり、他人を優先してしまったり。よく失敗するくせになんでも全力でやって気づけばいつもへとへと。そんなマジメで一生懸命なひとのこと。
↓主任看護師時代に読みまくった超おすすめ本です!
自分の事情は簡単に説明しておく
ぶきようさんは、自分よりも相手を優先しがちです。
看護管理職ともなれば、マジメなぶきようさんはもっと自分より相手を優先してしまうことでしょう。
でも持病や家庭の事情があるなら、上司やスタッフへ伝えておいたほうが賢明です。
心配かけたくない、恥ずかしいからあえて隠しておく、というひともいるかもしれません。
しかし隠しておくと、何かあったとき職場に迷惑がかかる。
また、誤解を受けて関係が悪化する。
という可能性があります。
もちろん、全てを伝える必要はなく、さらっとかいつまんで伝えるだけでよいのです。
例えば、とある主任看護師Aさんは忙しい火曜日の手術日は夜勤が入っていないからずるい、という声がある看護師からあがったとします。
実は、火曜日は御主人が夜勤をしなければならなく、他の家族も頼れずどうしてもお子さんをみてくれるひとがいないことが理由だったとします。
看護師はシフト勤務ですから、こういったことはおこりがちです。
伝えていなければ、理由がわからないのですから仕事上でぎくしゃくすることもあります。
でも伝えていれば、『おうちの事情じゃしかたないよね』と完全に納得はできないかもしれませんがそういうことか、と思えます。
事情を伝えると、労ってくれたり、悩みを相談しあったりと思わぬところで援軍が現れることがあります。
伝えておくことは、上司やスタッフとの信頼関係を築くうえでの大切なポイント。
事情を伝えても何か言ってくるひともいますし、陰口をいういじわるなひともいるかもしれません。
そういうひとは・・・残念ながら一定数います。
どんなにがんばっても理解しあえないひともいるのが当然の世の中。
でも、日常を過ごす中で、また仕事をしていく中で、何も起こらないひとはいません。
だからこそ、事情を伝えて互いに協力していく必要があるのではないでしょうか。
無理しない
看護師の仕事に終わりはありません。そして看護師は、24時間365日人の命と向き合うお仕事です。
看護管理職になれば、当然仕事量は増えます。
ぶきようさんは丁寧だけど仕事をこなすのに時間がかかります。
そして、時間外(もちろんサービス残業)やおうちでたっぷり時間をかけて仕事をしようとしてしまいます。
そんなことをしていたら、
絶対にからだを壊します。(経験者)
せっかく挑もうとする看護管理職の仕事、できるだけ長く続けていただきたいのです。
なぜなら、それだけの価値がある仕事だから。
果てしない看護管理職の仕事に挑戦するなら、
先は長いから細く長く続けましょう。
ひとを頼る
これは、ぶきようさんにとって非常に悩ましいことなのではないでしょうか。
私も主任看護師時代、『ひとを頼る』ことが永遠のテーマでした。
ひとを頼ることは管理職をするうえで絶対に避けられないことです。
管理職はひとに頼らないとできない仕事です。
時には頼みづらいことをお願いすることだってあります。
けれどそもそも、
スタッフと管理職って持ちつ持たれつ だと思うんですよね。
管理職だって頼られるんですから、管理職もスタッフを頼っていい。
つまり仕事は基本的にお互い様ってことです。
不調の時はすぐ対処する
最後に、自分より相手を優先させてしまうひとは特に気をつけていただきたいことです。
どんなに気をつけていても、人間だから必ず調子が悪くなるときがあります。
ですが、そこは自分のことは後回しにするくせのあるぶきようさん、
ついつい症状があっても仕事を優先して放置していませんか?
それ、大切な病気を見逃してるかもしれませんよ?
無理すると治るまでに時間がかかるし、
最悪、お仕事を続けられなくなることもあります。
そんな私の主任看護師時代の体調はというと。
・忙しすぎて歯が割れても歯医者さんに行くのを我慢してしまった・・・
⇒炎症がひどくインプラントになりました。
・PMS(月経前症候群)がひどいのに受診もせずイライラしながら仕事をしていた
⇒人間関係(特に医師)に影響をおよぼしました。(大反省)
・朝起きられず、怠けていると思っていた
⇒実は橋本病(慢性甲状腺炎)でした。
いかがでしょうか。
なぜもっと早く受診して対処しなかったのか。
昔の自分に申し訳ないです・・・
そんなわけで私は自分のことを後回しにした結果、生き甲斐だった主任看護師を辞めざるを得なくなってしまいました。(ほかにも理由はありますが)
自分を後回しにしていることは自分を大切にしていないことなのです。
まとめ
こころとからだが資本の看護師さん。
だからこそ自分自身の体調の変化に日々、耳を傾けてほしいです。
健康なこころとからだで看護管理職を続けていってください。
不本意で主任看護師を辞めることになってしまった私からのせめてものお願いです。