30キロの玄米を精米しようと格闘したら筋肉痛に襲われました・・・
ついでに袋に穴があいてしまい大変なことに・・・
看護師ぶきようさんのかげどんです。
おかげさまで、パソコンがなおりました!!
本当に良かったです!
さていよいよ2021年もおしせまってきましたね。
いつも行動が遅いので、12月初めから掃除や年賀状を少しずつやってます。
動くとついついお腹が減ってご飯が美味しくて…体重が心配になります。
今回はそんな体重測定のお話です。
研修医がやってきた
かげどんが内科病棟で働いていた30歳頃の事。今から15年以上前。今でこそ研修医の先生はそこそこ受け入れていますが、当時かげどんが勤務していた病院は大学病院でもなく、地味な田舎の病院だったので(地域に根差した病院と言っておきましょう)、魅力がなく(失礼)研修医の先生が本当に少なかったんです。
若い先生はすぐ転勤になるし、常勤医は40代以上の先生ばっかりでしたからね。
そんな病院で研修医が来るというので、指導医のE先生はとても嬉しがっていました。
ひょっとしたらここが気に入って入職してくれるかも?
淡い期待を寄せていたのは間違いありません。
いずれにしても、若い人が入職してくれるのは職場の活性化につながる事も多いです。
体重を測りたい・・・だと?
さて、研修医の先生は(タカアンドトシのトシさんに似ているのでトシ先生とします)とある高齢女性患者スイさんを受け持つ事になりました。
患者さんのところへ足しげく通い、良くお話を聴いている様です。トシ先生、なかなか頑張っています。(ちょっと上から目線)
トシ先生「あのー、すみません」
かげどん「なんですか」
トシ先生「受け持ちのスイさんの体重が知りたいんですけど…」
スイさんは入院してから体重測定をしていなかったので、トシ先生が知りたいとの事。
ほうほう。頑張ってるトシ先生の頼みじゃすぐ測りましょう。
スイさんは普段寝たきりです。ですからスケールベッド(測定器がついているベッド)に移動して測定します。
早速チームメンバーを参集。ちょうど業務も落ち着いています。
そこでちょっと問題発生。
なんとスケールベッドが故障中!
思い付いたのは、
スイさんを持ち上げて体重を測る
というもの。(15年以上前のお話です。転倒の危険がありますので行わないようにしてください)
幸いな事にスイさんは小柄なやせ形の方です。
じゃあ誰がやるか?
…その日のスイさんの受け持ちの私が仰せつかりました…。
幸い体力には自信があります。私の体重をまず測ります。
私の両サイド、うしろにスタッフがサポート。体重計を押さえます。ベッドサイドで意を決してスイさんを持ち上げ体重を測ります!
「せーの!」
早くしてえ~!
チームメンバー①「えーと、○○キロ!」
スイさん、小柄ですがやはりずっと持ち上げているとその重さが辛くなってきます。
かげどん「早く測って~‼」
チームメンバー②「ほら先生、○○キロだって!かげどんさんの△△キロからひいて~」
トシ先生「は、はい!」
スイさん「・・・(されるがまま)」
チームメンバー③「いいよー!おしまい!」
スイさんを静かにベッドへもどします。いやー、腕がぷるぷるです・・・
スイさん、みんな、お疲れ様でした・・・。
先生、自分でやってみてよー
良く考えたらトシ先生は男性で若いし私より明らかに体力がありそう。
トシ先生に測ってもらえばよかったのです。
先生はへとへとになっている私にお礼もそこそこに、すぐ去ってしまいました。
くっ!なんか悔しい・・・
まとめ
トシ先生はその後、当院で勤務する事はなく・・・E先生の淡い夢も崩れました。
今何してるんでしょう、トシ先生。
寝たきりの患者さんの体重はスケールベッドで測りましょう!
ではまた、どこかで~。